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赤ちゃんのお尻におでき|生後2週間で肛門周囲膿瘍に|約5ヶ月間の漢方治療|新米かあちゃんの育児録

新米母ちゃんの育児録です。

実は、子どもが生後2週間で肛門周囲膿瘍になりました。

肛門周囲膿瘍の発見〜診療〜治療についてまとめてみました。


生後2週間で肛門周囲膿瘍に

2週間検診を受けて2日程経ったある夜

うんちを拭き取る際に、お尻の割れ目にお尻拭き越しに触れると小さな”しこり”のような固いものがあることに気がつきました。

位置は肛門の左隣あたりです。

シコリが小さかったこととお尻の割れ目の真ん中に出来ており、目視では確認することが出来ず、初めは気のせいかと思っていました。

過剰な心配かな‥と思いながらも、

翌朝に出産した病院へ電話で相談したところ「緊急性はないと思います、2週間後の1ヶ月検診の時に診させてもらいます。」との返答で、一安心と思っていました。

しかし、気のせいかと思うくらい小さかったシコリが日ごとにだんだんと大きくなり

1週間くらいで「今にも破裂するのではないか?」と思うくらい目に見えて赤く腫れ上がり、イボのようにまん丸く大きくなっていました。

そこからは心配で毎日のように病院へ電話をしましたが、

・ミルクを飲めていること
・機嫌が悪い(泣き止まない)
・出血をしている

上記の質問項目にどれも当てはまらない為「緊急性はない」とのことで、当初予約した日程から変更してもらうことは出来ず、待つしかできませんでした。

今思い返しても診てもらえない間は本当に心臓に悪い毎日でした。

子供はオムツかぶれもしていたので、そこからバイ菌が入ったかな?など不安でいっぱいでした。

『夜に泣いて起きるのは、お尻が痛いからではないか?』

『ウンチでお尻を拭くたびにイボに触って痛かったらどうしよう‥』

と、毎回オムツを替えるのが怖くて仕方ありませんでした。

そして受診の前日にオムツを替える際に、イボから膿が出てきているのを発見しました。

膿が出てきているおかげか、少し小さくなった印象!

肛門周囲膿瘍で受診

シコリの発見から2週間経ち、ようやく病院で診てもらいました。

診察結果は“肛門周囲膿瘍”とのことでした。

オムツかぶれなどで外側からバイ菌が入っているのではなく、ウンチをする際に直腸から直接ウンチのバイ菌が入ってイボが出来てしまうそうです。

今回は大きさはそこまで大きくないとのことで、漢方治療で良いとのこと。

放置してあまり大きくなりすぎると、手術で取り除く場合もあるそうです。

先生いわく、乳児の肛門周囲膿瘍は病気ではなく、クセのようなものとのこと。

産まれたての赤ちゃんの水っぽいウンチや下痢でウンチが水っぽくなっている時に、バイ菌が入りやすいそうです。

なので離乳食も始まりだんだんウンチが固くなると解消されていくそうです。

とりあえず原因がわかり、先生にも診てもらうことが出来て安心しました。

得体が知れなかったので、ハラハラで夜も眠れませんでした。
安心して眠れそうです(笑)

肛門周囲膿瘍の漢方治療

漢方治療は、2段階ありました。

①膿を排出する漢方を飲む

②バイ菌が流れ込まないように体質改善の漢方を3ヶ月飲む(膿が出切ったら)

漢方は①・②両方とも基本は朝・晩に1回ずつ飲むようですが、2回飲めればタイミングはいつもでOKとのことでした。

①の薬は一般的には2週間飲めば、膿が出切ることが多いそうですが、ウチの子は約2ヶ月かかりました。

薬を飲んで膿が出きるのですが、膿が入ってない日にタイミング良く病院に行くことが出来ないこと+1日に10回はウンチが出るので、次の日にはまたイボが膨らんでいる状態になっていました。

なので、なかなか②の漢方治療に進むことが出来ず2ヶ月もかかってしまいました。

①の漢方療養が長引いたように、肛門周囲膿瘍は繰り返しやすく、②の漢方治療に入ってからもまた膨らんできたら①の療養に戻るそうです。

しかし、ウチの子は運良く②の療養に進んだら再度イボが膨らむことはありませんでした。

生後3ヶ月からウンチが水ウンチから泥のように粘り気のあるものに変わったのも大きな要因だと思います。

ウンチに粘度が出てきてウンチの頻度も1日10回⇨2回へ減り、バイ菌が入りにくくなったんだと思います。

肛門周囲膿瘍|療養の大変だったこと

離乳食前の乳児の内は、味覚が発達していないので漢方の味が分からない為、普段は嫌がらずに漢方を飲んでくれます。

そんな漢方療養で大変だったことは2つあります。

①漢方を授乳前にあげなければいけないこと

味覚が発達してないにしろ、お腹がいっぱいだと飲んでくれません。

1回の漢方は少量ですが、毎回飲ませる前にお湯で溶かし、スポイトで口に入れてあげなければいけません。

お腹が空いてギャンギャン泣いている時、すぐにおっぱいをあげたいところを漢方を溶かす作業をしなければいけないのがもどかしくてたまりませんでした。

また、お腹が空いていないと口に入れても飲み込まず、吐き出してしまいます。

赤ちゃんの無表情で吐き出す姿は可愛くて笑ってしまうのですが、飲んでくれないと膿が排出されないので複雑です。

②治療期間が長い

単純に治療期間が長かったことです。

①の薬は短くて2週間、我が家の場合は2ヶ月かかりました。

その後の②の薬は3ヶ月飲むので、合計で5ヶ月間の治療になります。

5ヶ月間、毎日授乳前にスポイトで漢方をあげるのは根気が必要でしたね。

もうならないでくれ〜と願うばかりです。

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